NY Power House スタッフブログ

NYパワーハウス(有)で働くスタッフのブログです。

風神雷神

おはようございます。 昨日はひさしぶりに穏やかな日曜日でしたのに、今朝は打って変わって冷え込みましたね。 寒い朝になりました。 1月も最後の1週間となりました。 2014年ももう1カ月終わりなんて、早いですよね・・・・・

皆様にご心配いただき、励ましていただき、本当にうれしく思っています。ありがとうございます。おかげさまで爪もはえかわるには何カ月もかかりそうですが、今のところ順調に新しい爪が顔をだしてきてくれています。 

先週は病院に行って一安心しましたので、練馬文化センター小ホールで開催されました尺八の藤原道山さん×マリンバのSINSKEさんのコンサート「風神雷神」を聴きに行ってきました。

ご存知のように、道山さん&SINSKEさんのコンサートは弊社でも何度か九州でさせていただいています。 制作する側にいるときは、裏方なのでコンサートをゆっくり楽しむことはできません。 今回はお客として、客席で堪能させていただきました。

お二人のキャッチフレーズは「尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ」 尺八は、1音しかでませんし、マリンバも持てるマレット(バチ)の数が6本とのことで、1度に出せる音が7音。 それでも二人の作りだすハーモニーは何重にも重なりあい、見事に響きます。

1部はガーシュインのラプソディーインブルーに始まヴィバルディの四季より「春」、それぞれのオリジナル曲に、グノーのアベマリア、そしてムソルグスキー展覧会の絵。 一体、尺八とマリンバでどんな演奏になるの???? って不思議に思われる方も多いでしょうね。

同じ木を使った楽器だからでしょうか、音の響きが耳に心地よく、ステージには二人しかいないのに、深く広くまさに、オーケストラの響きのように伝わってきます。 素晴らしい!!!

2部ではオーバーザレインボー、さくらさくら、島歌、荒城の月、月夜浮遊、そして、お二人のオリジナルである、今回のツアーテーマの「風神雷神組曲、最後は道山さんのオリジナルの東風。 この風神雷神が聴きごたえのある素晴らしい楽曲です。 お二人が京都で公演をされたときに見た「風神雷神」の屏風から、風を送り音を出す尺八、太鼓をたたくかのようにバチを使って音を出すマリンバ・・・まさに風神雷神はご自分たちのこと・・・・と思い作曲されたとのこと。 7音で作りだす風や雷の音は心の奥底まで響いてきて震えました。

ぜひみなさまも機会があればお聞きくださいね!!! 

アンコールは「ボレロ」、 最後まで酔いしれました。 尺八とマリンバのDUOは世界どこを探してもこのお二人だけ。 新しいツアーも、待ち遠しいです!